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「デフレの正体」を読んで2

昨日に引き続き、藻谷浩介氏が書いた「デフレの主体」の中で、私が特に注目しているものをご紹介します。

デフレの主な要因は生産者人口の減少と高齢者激増です。

その中で高齢者問題について改めてご紹介します。


藻谷氏は過疎地域の代表として青森県を取り上げ、首都圏との比較しています。

2005年から2015年の10年間に青森では65歳以上が2割増え、75歳以上は4割近く増えるという予測になっています。5万5千人以上も増えるのです。

増加した75歳以上の1割が特別養護老人ホームや老人保健施設といった収容型の介護施設に入るとします。

そうすると、施設定員を10年間に5500人分増やさないといけません。

施設数では何十箇所にもなります。

また、増加した75歳以上の人のうち要介護認定を受ける人が仮に3割にとどまっても、絶対数では10年間で1万6千人人以上の需要増です。

ヘルパーを数千人単位で増やさなければなりません。

その後団塊の世代が75歳以上になる2025年あたりでは、介護福祉の需要が大爆発という事態が現実化しています。


一方、首都圏1都3県では2005年から2015年の10年間で65歳以上は45%増えます。

75歳以上は63%増、154万人の増加です。

このうち1割が収容型老人施設に入るとすれば、15万人、施設数で言えば数千か所作らなければなりません。

また3割が要介護となると50万人弱。ヘルパーも何万単位で増やさなければなりません。

団塊世代が75歳を超える25年にはさらに凄まじい福祉需要の爆発が起きます。

以上のような予測を藻谷さんは書いています。


これらの数字は人口から予測したもので、どんな予測データーより確実性が高いものです。

2015年はもうすぐです。

しかし、今回のような大災害が起き、その復興資金が20兆円30兆円と言われる中で、高齢者のための予算がどこまで組み込まれるか分かりません。

復興の方が優先事項です。

そうなれば、高齢者は今以上に自立していかなければなりません。

「年を取ったから…」というだけで休んではダメです。人を当てにしてはいけません。

高齢者同士で手をつないでいくのもいいです。

ただ、お互いの傷を舐め合う様な事はやめましょう。

65歳まで働きたいという人が多いそうですが、70歳くらいまでは頑張りましょう。

65歳から高齢者と言われるそうです。

私も何年かすると仲間入りです。

でも私はいつも言いますが、カッコいい年寄になりますよ。
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