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コンパ

昨日の続きになりますが、「従業員と考えを1つにする具体的な方法」とはコンパです。

勿体ぶって翌日まで引っ張ってくるほどのことではないのですが。


先日社長たちの集まりがあった時このコンパの話が出ました。

参加した社長達は稲盛和夫さんの経営を勉強している人達ですので、その多くの会社でコンパをしているそうです。

稲盛さんは従業員とのコミュニケーションを図るための効果的な方法として、全社的にコンパをする事を勧めています。

京セラの会社や工場内にはコンパ室まで作ってしまう程です。


そのような事から、参加した社長たちはコンパを大事にしているのです。

しかし、会社でコンパをしてもそれほど従業員との交流が生まれないという言葉が出てきました。

何回開いてもただの飲み会になってしまうのです。


その時ある社長が、「あなた達は社長としていいカッコしているからダメなんだ!」と叱りました。

体裁よく酒を飲むのでなく、従業員の中に入って行って、酒を差しつ差されつしながら飲み、話をする。

その内に社長も従業員も関係なくなって本当の話が出来るようになる。

そうなって初めて従業員は胸を開いて話を聞いてくれるようになるのです。


私は銀行員の頃、先輩達と酒を飲みに行った時、飲みながら仕事の話をすると「酒の場で仕事の話をするべきでない」と言われました。

長い間「そうなんだ」と思っていました。

しかし、このコンパは仕事の話をするための飲み会です。

先ほどの叱った社長は昔、会社経営で悩んだ時、稲盛さんの本に出会いました。

そして稲盛さんの講演テープを朝から晩まで聴きまくったそうです。

その中で稲盛さんがコンパを大事にしているというのを耳にし、「これだ!」と思ったのです。

会社全体がどうしても一体感を感じることが出来ず、どうすればそれが出来るか悩んでいる時だったのです。


社長はすぐに肉を買ってきて、その夜は従業員と皆ですき焼きを食べ、酒を飲み、語りました。

その時に初めてコンパの大切さを実感したそうです。

本音の話が出て、社員との壁が一つ乗り越えた様です。


私の父も昔、会社が小さい頃は、社長でなく「大将」と呼ばれ、恐いけれど、社員から慕われていました。

その頃は何をするにも従業員と一緒でした。

花見、観楓会(かんぷうかい)、海水浴、年末の餅つきなどの会社行事は全て家族ぐるみでした。

酒を飲む時は皆と肩を組んで飲んでいました。

日本独特の家族主義経営です。

その家族主義経営の形の1つがコンパです。

一時は否定された家族主義的経営も、コンパとして良いところを生かし、従業員との一体感を持つことは、いつの時代も、会社の規模に関係なく大切なことなのです。

女性が多い職場の社長はお茶会という形で続けています。

食べる、飲むという行為は、お互いに心にまとっている鎧を脱ぐのに効果があることは心理学でも証明されています。

大いにコンパの効用を生かしましょう。
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テーマ : 社長ブログ
ジャンル : ビジネス

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