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神様の女房

昨日、前から読もうと思っていました「神様の女房」を読みました。

以前には同じ題名のテレビも見ました。

松下幸之助さんの一生が夫人のむめのさんの目を通して書かれ、とても興味深く読みました。


世間では経営の神様と言われている人が、悩み、時には怒り、ちゃぶ台をひっくり返したり、夫婦喧嘩もよくしていたというのは、どこでもいる夫婦にうつり親しみを感じます。

しかし生活の中でも仕事においても[筋を通す生き方」を貫いた夫婦でした。

世間的な常識は守るけれど、おかしいことはおかしいと自分の筋を通します。

これは幸之助さんもむめのさんも同様です。


本の中の抜粋を少し。

幸之助さんが自転車商会で丁稚の時に学んだことが紹介されています。

その自転車商会のご主人のお兄さんが目の見えない人で、その人を自宅から店へ連れてくるのが仕事でした。

その道すがら、その人から教えられた事です。

幸之助さんの言葉です。

「目の見えへんの人には、目の見えへん人にしか見えない世界がある、とよう言われた。

親切や、と自分で思ってる人に限って親切なんかやない、とかな。

そらそうやな。でもな、もっと言うたら、どんな人にもその人にしか見えない世界がある、ということなんや。

それを理解して、人と接することが出来るかどうか。いつでも相手に敬意をもって接する、いろんなものの見方があるということを理解しながら、接することが出来るかどうか、ということや。

実は人というのはそれをよう見とるんやと思う」


この言葉は幸之助さんが「聞き上手」と言われ「耳学問をしてきた」ということに通じます。

そして体の弱い幸之助さんが、人を生かした経営をしてきたという、幸之助さんの考えの根本にあったことではないでしょうか。


またむめのさんの言葉もいいのがありました。

「普段着とよそゆき、という考え方があるやろ。家では汚い格好をして、よそへ行く時はきれいな格好をする。

でも、よくよく考えてみれば、それは、本末転倒ではないやろうか。

ほんまなら、普段を大事にすることが、大切やということや。

たまにかっこええことをしても、それはほんまもんやない。

毎日しゃんとするから、それは意味を持ってくる」と言っています。


「普段を大事にする」ということは「目から鱗が落ちる」ような思いがしました。

むめのさんによるとその例として

「例えば、家に部屋がある。一番日当たりのいい、きれいな部屋を客間にする人がいてはる。

客人にとってはうれしいことやろうし、見栄張れるかもしれんが、これも本末転倒やと思う。

一番いい、使いやすい部屋は、自分達で使う部屋にするのがええはずや。

お客さんの部屋は、少々日当たりが悪うても、むしろ、落ち着ける部屋にする方が大事やと思う」


見栄を張ることではなく、毎日の自分達の生活が基本なのだということです。

同感です。

住みやすい環境を作りながら、しゃきっとして生活をする。

これもシンプルライフに通じるところがあります。

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ジャンル : ビジネス

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