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ながい坂

今まで色々な小説は読んでいましたが、山本周五郎の本は何となく敬遠していました。

重たそうで暗そうな印象でした。

そんな思いを持っていたのですが、たまたま書店で手にしたのが「ながい坂」という長編小説です。

500ページが上下巻で、1000ページの長いものです。


この小説を読み終わっての感想は「感動」でした。

上巻を読んでいる時は、やはり重たく暗く、「やはりそうか」という思いを持ちながら読んでいました。

途中でやめようかとも思った位でした。

それが読み続けていくうちに、引き込まれていきました。


この小説を読まれた方も多いと思います。

下級武士の家に生まれた少年が、初心を貫き通すその姿を描いています。

平侍の長男であった阿部小三郎がある時父と釣りに行きました。

ところがいつも使っていた小さな橋が壊されていました。

それは、ある上役の都合によってあまり意味も無く壊されました。

小三郎はその理不尽さに憤りを持ったのです。

それが小三郎の志の原点となりました。

その後、彼は武道・勉学に励み、その才能から若き藩主に見い出されていくのです。

ところはその成長の過程では潔癖であるがゆえに、父・母・弟の生き方に反発を覚えます

そして阿部家を捨て名門三浦家の名跡を継いでゆき、三浦主水正(もんどのしょう)となります。


藩の中に騒動が起き、藩主引き下ろし騒動がある中、主水正は常に藩全体のこと、領民のことを考えたブレない考え方と行動を貫きます。

平侍から上に昇っていき、最終的に城代家老になる過程では、やっかみや反発を受けながらも信念を通し続けるその姿に、ついに周りの人達も認めていくのです。

自分の出世を望んでいたのではなく、藩のため領民のためという思いで生きて、最終的には藩主から望まれてなった城代家老も退く思いを胸にして、この小説は終わっています。

男として凛として生きているその姿に感動しました。

まだ読んでない方はお勧めします。

元気になれる小説です。
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