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カンブリア宮殿

昨夜テレビ東京の「カンブリア宮殿」を見ました。

稲盛和夫さんが出演していたからです。

私はいつも10時過ぎには寝るのですが、10時から始まり11時30分まで眠気も飛んで見入ってしまいました。

稲盛さんがJAL再建に取り組んだ当初、JAL幹部には倒産したという意識がまだなく、会議中そのような幹部におしぼりを投げつけたとうエピソードも紹介されていました。

私達に見せる温和な姿とは別の、仕事に向かう時の真剣な厳しい姿勢が見とれました。

番組の中で、JALの植木社長が稲盛会長はひと時も漫然と時間を過ごしている姿を見たことがないと言っていました。

時間があれば常に書類に書き込みをしながら、真剣に読んで姿を見て、「会長は50年近く、このように誰にも負けない努力をしてきたのだ」と悟ったそうです。

司会者の村上龍さんが言った言葉で「稲盛さんは6年前にカンブリア宮殿に出演いただいて、その時に語っていたことと全然ブレが無いのですね」という言葉が心に残りました。

この稲盛さんのブレないフィロソフィこそが京セラ、KDDIを作り上げ、JALを再建している原動力だと思います。

盛和塾で話されていることと同じことを今JAL再建で実証しているのです。

稲盛さんは私達に良く話していることがあります。

「これだけ皆さんに私の全てを教えているのだから、会社が成功しないわけは無いのですよ」


この番組の中で経費削減の姿が紹介されていました

その1つに、パイロットが鞄を引っ張りながらバスで出勤しているのです。

私はその姿を見て「ヘエ・・」と少し驚きました。

このようにバスや電車で会社へ行くというのは普通は当り前のことです。

でも以前はCAはタクシー、パイロットはハイヤーで送り迎えが当り前でした。

パイロットがホテルに宿泊する時も、会社と組合の取り決めで、部屋の広さがが20㎡以上なければならず、ツインやダブルの部屋を1人利用という形で宿泊していました。

私が東京のホテルの支配人をしていた時、ホテルはCAの定宿でした。

パイロットやCAがそのような待遇を受けているのを知っている私にしてみれば、少し驚きでした。


番組の最後に村上龍さんが書いた文章があります。

「オーラがすごかった。『神様』と話しているような気がしてきた。日本で、最後に残った経営の神様だ。ただし、JALが本当に再建できたのかどうか、現時点では私にはわからない。業績改善のおもな要因はコストカットであり、成長に転ずるには乗客や路線を増やさなければならない。巨大企業の体質がたった2年で変わるのかという疑問も残る。
サバイバルは本物なのか、答えが出るのは5年後だろう。」

村上さんが言うようにJALの本当の再建はこれからでしょう。

楽しみにしながらその経緯を注目して行きます。

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