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コダックと富士フイルム

盆休みに面白い本を読みました。

そして気付かされたことが多くありました。

以前から「なぜ?」と思っていたことがあります。

かってカメラフィルムメーカーとして世界トップの座にあったコダックと日本の富士フィルムのその後です。

同じフィルム会社であるのに一方は衰退し、一方は生き延び業績を伸ばしていました。

その違いは何か?

富士フイルムは多角化を図ったが、コダックはそれが出来なかったという見方があります。

しかし実際はコダックは80年代に医薬品事業、医療機器事業、複写機事業の分野と多角化していきました。

それが90年代になってコダックは多角化した事業を相次いで売却していったのです。

なぜか?

それは株主の要求に応じた結果でした。

90年代のアメリカでは、主要企業の株の半分以上を機関投資家である年金基金がコントロールするようになっていたのです。

投資家が経営に口を出すようになった結果、コダックは衰退していったのです。

一方、富士フイルムはデジタルカメラの他に医薬品、医療機器、化粧品や健康食品も手がけて業績を伸ばしています。

紹介したこの本は「経済の不都合な話」という新書です。


富士ゼロックスとアメリカのゼロックス本体の関係について。

富士ゼロックスがアメリカのゼロックスの株を買って一体化しようとしましたが、ゼロックス側の大株主からの反対で頓挫しそうです。


また、東芝は会社再建のために、半導体等の優良事業を売却して生き残りを図っています。

2つとも、なんとなくコダックと似たような構造です。


企業経営の継続を図る経営者と短期利益を求める投資家の攻防。

日本の企業にもその波が来ているのでしょうか。
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