カリスマ

カリスマ。

「あの社長はカリスマ性を身につけている」という話を聞きます。

ただ単に権力を持てばカリスマ人間になれるわけではありません。


「人間として正しいことを正しく、強く主張する。

そしてそれを部下に分かってもらい、指導していく。

これが正しいカリスマの姿です」と稲盛さんは言います。


以前に買って置いた「日暮硯(ひぐらしすずり)」を改めて読みました。

江戸時代、松代藩の財政を立て直した恩田木工のことが書かれています。

彼は藩主真田幸弘に仕えていました。

真田幸弘は13才ながら聡明な藩主でした。

当時の松代藩は水害等で財政が悪化し、幕府から1万両の借金をして急場をしのいでいたのですが、それでも逼迫の一途をたどっていました。

真田幸弘は老職の末席にいた恩田木工に藩の財政再建を任せたのです。

恩田はそれに応えてたった5年で再建しました。

その時、彼が取った姿が、「正直・信頼・思いやり」でした。


再建を決意した時、彼は決めました。

決して嘘をつかない。

食事は飯と1汁のみ。

着物は木綿。

しかしその様な生活は恩田家のみ。

多の者には強いませんでした。


彼は「勘略奉行(財政再建のための行政改革の責任者)」として強権を発するわけでなく、藩士、農民、商人に「理」を持って再建の協力を依頼しました。

その時、彼は誰に対しても「正直・信頼・思いやり」の思いを持って接したのです。

結果、賛同と協力をもらい藩の財政再建と果たしました。


その後恩田木工はどうなったのか。

この日暮硯には書かれていませんが、木工は46歳の時の病没。

墓所は、藩主真田家の菩提寺長国寺の境内にあるそうです。


日暮硯の恩田木工から「カリスマ」について改めて考えさせられました。
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