配送

ヤマト宅急便がアマゾンの配送契約の見直しというニュースが何ヶ月か前に流れました。

その時から「配送」という業界が「脇役から表舞台に出て来た」という思いがしました。

ネットでモノを買う人が増えことでアマゾンや楽天が業績を伸ばしてきました。

それに伴って「配送」が重要な役割を担ってきています。

「配送」が出来なければ品物がお客様に届きません。


ヤマト運輸がアマゾンとの「配送料金」の見直しと「当日配送」の縮小の意向を打ち出しました。

その為、アマゾンはその対策のため、地域限定の配送事業者と提携を進めていました。

しかし先日のニュースでは配送トラブルが発生しているそうです。


品物が確実に届くには、長年蓄積されたノウハウと信用がベースにあります。

簡単に代替は出来ないと思われます。


以前に読んだ「宅急便」を創った小倉昌男さんの「経営学」に書かれていたことです。

昭和30年頃から百貨店の配送業務が運送会社にとって大きな売上の割合を占めていました。

しかし運送会社とデパートとの関係は上下関係でした。

特にヤマト運輸と三越との関係は隷属的関係だったようです。

その関係に耐えきれず、ヤマト運輸は昭和53年には三越との配送契約を解除し、それを機に宅配事業に進んでいきました。


今は配送会社とアマゾン等の依頼会社との関係は対等となっています。

しかしもしかすると、これからは配送会社が依頼会社の業務の生命線を握るようになるのではないでしょうか。

宅配会社が持っている配送関するノウハウはアマゾンのような依頼会社が簡単に創り上げられるモノではありません。

そして日本では益々高齢化社会になっていきます。

個人向け配送の割合は益々増えるでしょう。


そう言えばセブン&アイ・ホールディングスとアスクルがネット通販で提携するという話があります。

「配送」を軸にこれから世の中が変わってくるのではないでしょうか。
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