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新紙幣発行

昨日、麻生財務大臣より新紙幣の発表がありました。

5年後の2024年に発行とのことです。

この「5年後」というのに少し疑問を感じました。

過去の新紙幣の発表から発行までの期間を調べてみると、前回は2年3ヶ月。

前々回は3年4ヶ月です。

それが5年というのは少し長すぎます。


ある政治評論家が「政府が新元号と新紙幣発行を一緒に発表して、人気を取りたかったのでしょう」という評論は楽観的で、まったく違うと思います。

そんな単純なものでないと思います。


経済評論家であり参院議員の藤巻健史氏のfacebookでの発言が気になります。

藤巻氏はこのように書いています。

「すぐに市場に流通させるのなら慶事関係と思うが、流通させるのが数年先ならば気持ち悪い。

ハイパーインフレや紙幣価値が暴落したとき、昭和21年には預金封鎖&新券発行があった。新紙幣の発行が間に合わずに当初は旧紙幣にシールを張ったという。

新券準備を秘密裏に行うのは難しい。これなら堂々と準備できる。

政府・日銀は異次元緩和に出口がないことがもう十分すぎるほどわかっているので、準備を開始したのか、と私は思ってしまった。

私は昭和21年のような預金封鎖ではなく、ドイツ型処理(かっての中央銀行ライヒスバンクをつぶして新中央銀行ブンデスバンクを設立し新紙幣を発行)を予想していたのだがーー。」

藤巻氏が書いているように、昭和21年に日本で起きたハイパーインフレの時、次のことが起きました。

「現金保有を制限させるため、発表翌日の17日より預金封鎖し、従来の紙幣(旧円)は強制的に銀行へ預金させる一方で、1946年3月3日付けで旧円の市場流通の差し止め、一世帯月の引き出し額を500円以内に制限させる等の金融制限策を実施した。(Wikipedia)」


現在、日本のタンス預金が50兆円あると言われています。

それを吐き出させるために今まで政府や日銀はあらゆる経済政策をしてきました。

それでもタンス預金は出てこない。


1100兆円を超す日本の借金が近い将来、大きな問題を起こした時の備え。

今回の新紙幣発行の準備はそんなことを予感させます。
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