あきらめる

今朝出勤前にテレビを見ていると、太平洋を37日間漂流した船長の本のことが紹介されていました。

題名は「あきらめたから、生きられた」

その題名を聞いてアレッ!と思いました。

普通は「あきらめず生きるぞ!」と思い続けたから生きれたと考えます。

それが逆なので、つい耳を傾けました。


船長の石川さんの船が航行不能になり、潮に流されました。

交信も出来ず、何も出来なくなった時、あきらめたそうです。

考えたのは「出来ないことはあきらめる」

出来ないことをあきらめなかったら助からなかった。

「出来ないことはあきらめる」と考えると、逆にその時に自分で可能な出来ることを探します。

自分でルアーを作り魚を獲ることもしたそうです。

無理をせずいたから助かった。


普通人はあきらめず、頑張らなければならないと思っています。

仕事でも「ネバーギブアップ」

その為に、誰にも負けない努力をします。

しかし突然自分の周りにあった大事なモノが無くなった時時、頑張り続けることが出来るでしょうか。

例えば、アスリートが事故で足を失ってしまってはもう競技は出来なくなります。

いくら頑張ろうとしても出来ません。

それをあきらめずにいると、どうしても事故を起こした関係者に対する恨みや憎しみになり、出来ない環境にある自分が嫌になってしまうでしょう。

逆に「もう足はないのだ」とあきらめれば、また別の生き方が見つかり、生き生きとした人生が送れます。

パラリンピックの選手達はその経験をしている人達だと思います。


私達の年代である団塊の世代もそうです。

若いつもりでも、歳をとり若い時と同じ体力が無くなり、第一線から離れています。

それでも負けず嫌いの人は頑張ろうとします。

でも、年とともに無くなる体力はどうしようもありません。

歳をとり、体力も記憶力も落ちてきたということを良く認識し、あきらめること。

出来ないことはあきらめると、出来ないことで悩むことが無くなります。

そうするとストレスを感じず、その時に自分で出来ることを探し出すことが出来ます。


いつまでも昔のことをあきらめず、放そうとしなければ、新しいことを掴むことは出来ません。

どう頑張っても出来ないことはスパッとあきらめ手放す。

そうして新しい可能性を追い、それを掴む

何かを放さなければ新しいものを掴むことは出来ないのです。

そのような考えは、歳をとっていく私達60歳以上には必要ではないでしょうか。


こんど石川拓治さんが書かれた「あきらめたから、生きられた」を買って読みます。
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今朝出勤前にテレビを見ていると、太平洋を37日間漂流した船長の本のことが紹介されていました。題名は「あきらめたから、生きられた」その題名を聞いてアレッ!と思いました。普...

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